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映画 Archive
サロゲート
どうも管理人のnekocanです。
お久しぶりです。
昨日、久々に映画を見に行ってきました。
タイトルは、『サロゲート』
22日に公開になったブルース・ウィリス主演の近未来SFサスペンスです。
[監督]ジョナサン・モストウ
[原作]ロバート・ベンディティ、ブレット・ウェルデレ
[脚本]ジョン・ブランカトー、マイケル・フェリス
[出演]ブルース・ウィリス、ラダ・ミッチェル、ロザムンド・パイク、ボリス・コトジョー
[配給会社] 2009米/ディズニー スタジオ
[上映時間] 89分
[オフィシャルサイト]http://surrogate.jp/
■ストーリー
ロボット工学の発達により、人々は身代わりロボット(サロゲート)を使うようになっていた。サロゲートはあらゆる社会生活を代行するようになり、人間は椅子に座りサロゲートを遠隔操作するだけでよくなっていた。その結果、犯罪や伝染病、人種差別など、あらゆる問題が激減していた。
たとえサロゲートが破壊されても人間は100%安全。だがあるとき、奇妙な事件が発生する。サロゲートが破壊され、その持ち主である人間も遠隔操作する椅子の上で変死を遂げていた。これは殺人事件であった。FBI捜査官のグリアー(ブルース・ウィリス)は捜査を開始するが、やがてこの事件の裏には大きな陰謀が隠されていることに気づくのであった・・・。
■感想
ロボットが人間のあらゆる社会生活を代行する世の中。こんなことが将来実現されるなんてとても考えられないですが、でも、もしかしたらこの半分ぐらいのことは近い将来実際に起こりえるんじゃないかと思いましたね。実際、いまでも手足を失った人のために神経細胞に電極をつけた義手や義足が出来ていますから、これからもっと科学が発達すれば、まあ、遠隔操作は難しいとしても、自由に動かせる人工の手足、または目の見えない人のための人工目や、耳の不自由な人のための人工耳なんかが開発されるんじゃないんですかね。
この映画で描かれているサロゲートな世界というのは、そういったことを通り越して、いつまでも若くありたいとか、カッコよくなりたいといった人間の欲望や願望を満たすためにロボットを活用し、さらにはそれにどっぷり浸かって抜け出せなくなった、サロゲートに依存しきった異常な世界です。
だから見てて面白いと思ったのは、この映画の中で日常生活を送っているサロゲート達は皆、若くてスタイルがよくて顔立ちもみな綺麗なんですが、それを遠隔操作している持ち主はみなデブだったり、髪も白髪や薄くなっていたり顔もしわだらけだったりします。そして、長いことサロゲート生活に浸っているので、サロゲートの姿かたちが主になってしまっていて、持ち主である人間のほうは家から一歩も出られず引きこもった状態になってしまっているんです。
しかし、こういうことって今の世の中でも形は違えど起きているんじゃないかなあって思いましたね。自分もこのサイトを立ち上げてnekocanという名前で他の見知らぬ人たちと交流してますし、Amazonや楽天といったサイトで家に居ながらにして買い物が出来ますし、また最近ではTwitter(自分もやってますが)で有名人になり済まして登録している偽物がいると聞いたことがあります。
だから、こういうネット技術とか発展していくのはいいと思うんですが、ただこういったものにあまりにもどっぷり浸かってしまうと、生身の人間どうしの交流というのがどんどん希薄になっていくような気がしますね。自分なんかは若いころはこういうものはなかったんでいいんですが、今の子供とか生まれたときからそういう環境にいるから、大人になって社会に出たときにうまくやっていけるのかなあなんてちょっと心配になってしまいました。
映画的なことを少し言うと、一応この映画SFサスペンスになっているのですがサスペンスの部分はちょっと弱いです。ですから見ていてあまりハラハラドキドキもしません。なにか淡々とストーリーが進んでいくという感じで、もう少しこの辺の展開を工夫してほしかったなと思います。
上映時間89分。
短くまとめられているので、あまり深く考えずにひとつの娯楽映画として見てみてはいかがでしょうか。
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ハッピーフライト
こんばんは、管理人です。
今日、みかんを食べていたのですが、
みかんって揉むと甘くなりますよね。
皮を剥く前にみかんを手で揉んでから食べると
なんか甘くなった感じがするんで
いつも自分は揉んでるんですが、
周りの人にこの事を言うと
「何言ってるの!?」とバカにされます。
誰かこういうことしてる人って
いませんかね?
ところでこの前
『ハッピーフライト』を観てきました。
「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」
の矢口史靖監督最新作です。
[監督・脚本]矢口史靖
[制作]亀山千広
[歌]フランク・シナトラ
[出演]田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか、吹石一恵、田畑智子、寺島しのぶ、岸部一徳、笹野高史、小日向文世
[制作年]2008年
[配給会社]東宝
[上映時間]106分
[オフィシャルサイト]http://www.happyflight.jp/index.html
■ストーリー
羽田発のホノルル行き全日空1980便。
副操縦士の鈴木(田辺誠一)は今日の試験に合格すれば
機長に昇格できる予定でいた。
しかし、今日のフライトでとなりに座るのは、
鬼教官の原田(時任三郎)であった。
一方、キャビンアテンダントの斉藤悦子(綾瀬はるか)は
このフライトが初めての国際線フライトであった。
だが運が悪いことに、同乗するチーフパーサーは
厳しいことで有名な山崎(寺島しのぶ)であった。
緊張でいっぱいの悦子。
そして同じく緊張の面持ちで操縦かんを握る鈴木。
やがて、そんな2人を乗せた飛行機は
ホノルルへ向けて羽田を飛び立つのだが・・・。
■感想
観終わっての率直な感想ですが、
いいです、面白いです、この映画。
自分は観ていて何度も吹き出してしまいました。
いやー、久々に笑える映画を観ましたね。
今年観た映画の中で一番良かったかもしれないですね。
ただまあ、今年はあんまり映画観てないですが。
でも、ほんとよかったですよ。
それと、この映画、
航空業界のことを入念に下調べして
作られたなという感じがしました。
操縦士、キャビンアテンダント、整備士、地上スタッフ、
管制官、ディスパッチャー、バードパトロールなど、
普段我々が飛行機に乗る時に
その裏側でいったい何が行われているかを
結構リアルな感じで描いています。
ただ、それをクドイ感じで描かないで
笑いを交えながらさらっと描いているところがいいです。
この監督さん、すどくいいセンスしてると思いますね。
それとキャスティングが素晴らしいと思いましたね。
その役にぴったりの俳優さんが使われているので
観ていて違和感を感じることは全くなかったですね。
あと、個人的な希望として
綾瀬はるかの出番をもっと増やしてほしかったですね。
なんか思っていたより出番少なかったので。
ただ、綾瀬はるかのキャビンアテンダント姿は
とっても似合ってて、かわいかったです。
この綾瀬はるかを観れるだけでもこの映画の
価値はあると思いますね。
最後にタイトルの『ハッピーフライト』ですが、
観る前はどういう意味なんだと思っていましたが、
観終わって納得しました。
うん、そうです、まさにハッピーフライトです。
オススメですのでぜひ劇場でご覧になってみてください。
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ブラインドネス
どうも、こんばんは。
管理人です。
今年も残り1か月となりました。
早いですねぇ~。
年齢を重ねるごとに月日が
流れるのがものすごく早く感じられます。
それはさておき、
最近また映画を観てきたのでご紹介します。
タイトルは、
『ブラインドネス』
ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの「白い闇」を
原作にしたパニック・サスペンスです。
[監督]フェルナンド・メイレレス
[脚本]ドン・マッケラー
[制作]酒井園子、アンドレア・バラタ・リベイロ、ニヴ・フィッチマン
[撮影]ビル・ロー
[原作]ジョゼ・サラマーゴ(白い闇)
[出演]ジュリアン・ムーア、マーク・ラファエロ、アリス・ブラガ、伊勢谷友介、木村佳乃、ダニー・グローヴァー、ガエル・ガルシア・ベルナル
[制作年]2008年
[製作国]カナダ・ブラジル・日本
[上映時間]122分
[オフィシャルサイト]http://blindness.gyao.jp/
■ストーリー
ある日交差点で信号待ちをしている車に乗った男が
突然視界が真っ白になったと言い、立ち往生してしまう。
異常に気付いた通行人が代わりに車を運転し
その男を家まで送り届けるのだった。
その後、男は妻に付き添われて眼医者を訪れるが、
医者には特に異常は見つからないと言われてしまう。
しかし次の日、その男を診察した眼医者も
目が見えなくなってしまう。
そして、その男を送り届けた男や
眼科の待合室にいた人々、その男に関わった人間が
次々と目が見えなくなり、やがてこの原因不明の奇病は、
爆発的な勢いで広がっていくのだった。
この事態に政府は患者全員を強制隔離することを決定する。
そして、目が見えなくなった眼医者も収容所に連れて行かれる
ことになるのだが、心配した妻は目が見えるにもかかわらず
一緒について行くのだった。
やがて、各地から集められた患者たちによる
収容所での共同生活が始まるのだが・・・。
■感想
観終わっての率直な感想ですが、
うーん、という感じです。
正直言って、このストーリー展開に
ついていけないというか、
共感できるものがほとんどありませんでした。
はっきり言って
最初の収容所での生活が始まったあたりで、
「あー、ダメだ。失敗だ。観るんじゃなかった。」
と思ってしまいました。
この映画、何がよくないかというと
ストーリーがステレオタイプ的なんですよ。
なぜ収容所に携帯電話を持ち込んではいけないのか?
なぜ看守の兵士は簡単に患者を撃ち殺してしまうのか?
おそらく携帯電話は中の様子を
外部に知られたくないからでしょうし、
兵士が撃ち殺してしまったのは
原因不明の奇病に対する恐怖からそうしてしまった
のだろうことは、想像できますが、
それにしても、ちょっと安易すぎます。
ホラー映画とかならこれでもいいと思うんですが、
こういった深いテーマを扱っている映画としては
ちょっと安っぽいと感じました。
というわけで、まったく物語に入り込めないまま
約2時間が過ぎ去ってしまいました。
まあ、良かったところをあげるとすれば
荒廃した街の風景でしょうか。
実際の街を使って撮影されたみたいで
非常によく出来ていると思いました。
それと盲目を演じた全キャストの演技。
ほんとうに目が見えないのではないかと
思わせる演技で、よく研究されているなと感じました。
興味がある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
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X-ファイル/真実を求めて
どうも、こんばんは。
管理人です。
お久しぶりです。
いや、ほんとに久しぶりですが、
この前、映画を観てきたので紹介します。
タイトルは、
『X-ファイル:真実を求めて』
大ヒットTVドラマシリーズの映画版第2弾です。
[監督・脚本・制作]クリス・カーター
[脚本・制作]フランク・スポトニッツ
[制作総指揮]ブレント・オコナー
[撮影]ビル・ロー
[音楽]マーク・スノウ
[出演]デイビッド・ドゥカブニー、ジリアン・アンダーソン、アマンダ・ピート、ビリー・コノリー、アルヴィン”イグジビット”ジョイナー
[制作年]2008年
[製作国]アメリカ
[上映時間]100分
[オフィシャルサイト]http://movies.foxjapan.com/xfilesmovie/
■ストーリー
ある日FBI女性捜査官が謎の失踪を遂げる。
彼女の行方を追うFBIは、サイキックな透視能力をもつ
ジョーという神父の指示により、雪と氷に覆われた湖を捜索していた。
やがて神父がここだと叫び、そこを掘り返すと
なんと切断された人間の腕が見つかるのだった。
腕は女性捜査官のものではなかったが、ジョーは
彼女のビジョンが見えると言うのだった。
だが、FBIはジョーの超能力を疑いの目で見ていた。
そしてFBIは、すでに引退したモルダーに
スカリーを通して捜査協力の依頼をするのだった・・・。
■感想
Xファイルというと90年代に世界的に
大ヒットしたTVドラマシリーズで日本でも大ヒットし、
冒頭で流れるテーマ音楽は今なおテレビの
バラエティ番組などで使われていたりしています。
しかし私、このドラマ、
ほとんど見た記憶がありません。
なぜだか分りませんがおそらく
その当時他の番組を観ていたのだと思います。
また、ビデオやDVDも一回も借りたことがありません。
そんなわけでXファイルに関する
知識はほとんどないのですが、
ただ、前回公開された『Xファイル・ザ・ムービー』
は観ています。映画館に観にいきました。
ちょっといま一つな感じだったのを覚えてます。
1998年に公開されたということなので
10年ぶりのXファイルということになりますね。
それで今回、内容がサイキック、
超能力を扱った内容だったのですが、
結構よかったです。
何がよかったかと言うと
透視能力をもつ神父ジョーの言動がすごいんですよ。
まさに超能力者の言動なんです。
なんというか、よくテレビのバラエティ番組とかで
超常現象とか扱った番組ありますよね。
あれに出てくる超能力者たちの言動と同じなんです。
すごく不確実であいまいな言動や、
透視で見える断片的なビジョンを伝えるところなど、
そういった超能力者の特徴をよくとらえてて、
非常に脚本がよくできていると思いました。
さすがXファイルですね。
それと、私はモルダーとスカリーの二人を
久々に見れてよかったですね。
このXファイルシリーズ、こんなにも長く続いたのは
おそらくこの二人が主人公だったからだと思います。
あと、前回『Xファイル・ザ・ムービー』で
二人の関係がくっつきそうでくっつかない関係だったのが
今回、なんか「アレッ!?」みたいなことなっているのですが、
いったいどういうことなのでしょうか?
この10年の間になにがあったのでしょうか?
まあ、私にはわかりませんが、
今回この辺りの所も見どころの一つではないでしょうか。
ストーリー自体もよく出来てて、
Xファイルを今まで見たことない人でも
十分楽しめる内容になっていると思います。
それと、エンドクレジットの最後に
ちょっとしたサービスショットがありますので
最後まで席は立たないことをお勧めします。
お勧めですのでぜひご覧になってみてください。
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イントゥ・ザ・ワイルド
どうも、こんばんは。
管理人です。
この前、久々に映画を観てきました。
タイトルは、
『イントゥ・ザ・ワイルド』
全米でベストセラーとなったドキュメンタリーを
ショーン・ペンが映画化した感動の物語です。
[監督・脚本]ショーン・ペン
[原作]ジョン・クラカワー「荒野へ」
[音楽]エディ・ヴェダー
[撮影監督]エリック・ゴーティエ
[出演]エミール・ハーシュ、ハル・ホルブルック、キャサリン・キーナー、ウィリアム・ハート、ヴィンス・ボーン
[制作年]2007年
[製作国]アメリカ
[上映時間]148分
[オフィシャルサイト]http://intothewild.jp/
■ストーリー
1990年、アトランタの大学を優秀な成績で卒業したクリスは、
ある日突然、家族に何も告げず、全てを捨ててさすらいの旅に出る。
アメリカ各地を旅する彼は、さまざまな人たちと出会い、
やがて最終目的地のアラスカに辿り着くのだった。
■感想
この映画は全米でベストセラーになったノンフィクション作品を
ショーン・ペンが映画化したものですが、見ていて非常に痛々しいです。
それは彼が最後となったアラスカでの数ヶ月間だけでなく、
アメリカ各地を旅する彼の姿、言動すべてが痛々しく感じられます。
身分証やクレジットカード、所持金などを全て処分し、
ある日突然、誰にも言わずに旅に出る。
なぜ、ここまでする必要があったのか?
「誰にも束縛されない完全なる自由を得たい」単純にこう思うだけなら
そこまでする必要はなかったと思います。
自分も昔、放浪の旅をしたことがありますが、
こういうことはしませんでしたね。
ちゃんと親に言ってから出かけたし、
家に帰ってくる日程も決まってましたからね。
やはり彼の場合、別の人間に生まれ変わって、
人生をやり直したいという気持ちが強かったのだと思います。
その証拠に、彼は旅に出てすぐに自分の名前を変えています。
また、ロサンゼルスにやってきたとき、
身分証の再発行手続きをしようとしています。
そして、アラスカの荒野に入った後も、一度戻ろうとしています。
つまり、彼は決して人生をあきらめていたわけではなくて
新たな自分を探し求める旅をしていただけだったのだと思います。
不運にも彼は命を落としてしまったけれども、
もし生きて戻っていたら、この時の旅がきっといい思い出として
記憶に残ることになっていたのではないでしょうか。
旅の途中で出会うさまざまな人々。
彼らはみんな社会の枠組みからドロップアウトした人ばかりです。
自由奔放な感じで生きている彼らは、温かくクリスを迎え入れてくれます。
しかし、そんな彼らもどこか暗い影を持っていて、
今の生活をするきっかけになったともいえる悲しみをずっと
引きずっているように感じられます。
だからこそ彼らはクリスのことをとても心配します。
それは彼が危険な道に進もうとしていることが感じられて
自分と同じ道を歩ませたくないという思いがあったからだと思います。
しかし、どうすることもできない。
ただ見送るしかなかった。
悲しいですね。
若い時って気付かないんですよね。
ほんと未来の自分から手紙が送られてこないかと思ってしまいます。
この映画、上映時間が148分なんですが、
まったく長く感じません。
ほんとうに丁寧に作られたという印象を受けます。
音楽をパール・ジャムのエディ・ヴェダーが手掛けていて
テーマ曲の「ギャランティード」が悲しみをさそいます。
おすすめですので
ぜひご覧になってみてください。
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西の魔女が死んだ
どうも、こんばんは。
管理人です。
今日は、久々に邦画を観てきたので紹介します。
タイトルは、
『西の魔女が死んだ』
100万部の大ロングセラーとなった梨木香歩原作の
心温まる感動ストーリーです。
[監督][脚本]長崎俊一
[原作]梨木香歩
[脚本]矢沢由美
[撮影監督]渡部眞
[音楽]トベタ・バジュン
[歌]手嶌葵
[出演]サチ・パーカー、高橋真悠、りょう、大森南朋、高橋克実、木村祐一、鈴木龍之介
[上映時間] 115分
■ストーリー
中学生になったばかりの少女まいは、ある日
「私はもう学校には行かない。あそこは私に苦痛を与える場所でしかないの」と言い出す。
そして、学校へ行けなくなったまいは、
森の中で一人で暮らす英国人の祖母のところで過ごすことになる。
そこでまいは、ワイルド・ストロベリーでジャムを作ったり、
野菜やハーブを育てながら大自然のなかで暮らしていくうちに
生きる力を取り戻していくのだった・・・。
■感想
学校へ行くのが苦痛。
誰でもこういった経験というのはあるのではないでしょうか。
子供に限らず、社会人でも会社に行きたくない
といったことはよくあることだと思います。
そんなとき、どうしたらいいでしょうか。
もし、休暇がとれて、
そして、誰かがそばにいてくれて、
自分の存在を肯定してくれたら
どんなに気分が楽になることでしょう。
この映画に出てくるまいのおばあちゃんも、
そんな感じで彼女のことを受け止めてくれます。
まいは、おばあちゃんの家で暮らし始めて
ジャム作りを手伝ったり、掃除や洗濯をするようになるのですが、
おばあちゃんは、まいが何かをやったときにいつもを褒めるんです。
「良くできましたね。」
「まいはほんとに上手ですね。」
という感じで。
決して否定的なことは言わないんです。
これってすごく重要なことではないでしょうか。
人間って褒められると自信がつくと思うんです。
そして、人を褒めてあげることも。
その人のことをちゃんと評価して
褒めてあげることってなかなか出来ないと思います。
簡単なようで意外と難しいのではないでしょうか。
この映画、
こういった「子供を育てるとはどういうことか」とか
「人が成長するとはどういうことか」
といったようなことを考えさせる映画です。
それと、私はこの映画を観ていて思ったのは、
この映画に出てくる田舎での生活が
私の子供のころの生活とほとんど同じということです。
特に懐かしいなぁと思ったのは、
まいが山の中を散歩する場面が出てくるのですが、
このとき、まいが自分だけのお気に入りの場所を見つけるですね。
山の谷にある、そばに小川が流れているけど、
特に花が咲いているわけでもない、
ちょっと平になっているだけの土地なんですが。
でも、この感覚すごい良くわかります。
自分もまったく同じ経験をしたことがあるので。
そして、森のなかの風が吹いて葉っぱがざわめく様子とか、
雨が降ってきて、森の中が暗くなっていく様子とか
自然の描写がほんとに素晴らしいです。
思わず子供のころのことをいろいろ思い出してしまいました。
それと、この映画
ラストがとても感動的です。
どういうラストかはネタばれしてしまうので言えませんが、
これから観るという方は、ぜひそれがある場所に注目して観てください。
“西の魔女”のとても深い愛情を感じることが出来ると思います。
オススメですので
ぜひご覧になってみてください。
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
どうも管理人です。
昨日、久々に映画を観に行ったの紹介します。
タイトルは、
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』
おなじみ、ハリソン・フォード主演の冒険活劇です。
[監督]スティーブン・スピルバーグ
[脚本]デビッド・コープ
[製作総指揮]ジョージ・ルーカス、キャスリーン・ケネディ
[製作]フランク・マーシャル、デニス・L・スチュワート
[撮影]ヤヌス・カミンスキー
[音楽]ジョン・ウィリアムズ
[美術]ガイ・ディアス
[原案]ジョージ・ルーカス、ジェフ・ネイサンソン
[出演]ハリソン・フォード、シャイア・ラブーフ、ケイト・ブランシェット、レイ・ウィンストン、ジョン・ハート、ジム・ブロードベント
[制作年]2008年
[製作国]アメリカ
[上映時間]122分
[オフィシャルサイト]http://www.indianajones.jp/
■ストーリー
1957年、アメリカ・ネバダ州にあるアメリカ軍基地にソ連のKGB工作員が侵入する。
そして、そこには考古学者のインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)と
CIA工作員マックがつれてこられていた。
2人はメキシコの発掘現場から誘拐されてきたのだった。
巨大な倉庫の前で、ソ連の指揮官スパルコ(ケイト・ブランシェット)は、
インディに1947年ロズウェルで起きた墜落事件の際に回収した
“あるもの”が納められている箱を探し出せと命じる。
インディは、その時の回収作業に携わっていたのだった。
それが強い磁気を帯びていることを知っていたインディは、
火薬の粉に含まれる鉄分がその箱に吸い寄せられるのを頼りに見事探し出す。
そして、スパルコは早速箱をあけ中のものを確認しようとし、
ソ連軍兵士の目も全員それに集中していた。
インディはその隙に兵士の銃を奪い、スパルコに銃を向ける。
だが、ここで相棒のマックが裏切り、もはやこれまでかと思われたが、
うまいこと混乱に乗じてインディは何とか逃げることに成功するのだった。
PAUSE
大学に戻ったインディだったが、マックと共に行動を
共にしていたということでFBIから監視されるようになっていた。
大学はインディを無期限の休職にする。
当時のアメリカは「赤狩り」が猛威をふるっていたのだった。
そんなアメリカに嫌気がさしたインディは、
ヨーロッパで教鞭をとろうと汽車に乗り込むのだったが、
駅のホームでバイクに乗った青年が近づいてきて
「オックスリーが殺される!」と叫ぶ。
オックスリーは大学時代の学友だった。
青年の名はマット(シャイア・ラブーフ)。
オックスリーは死んだ父親の代わりにいろいろ
面倒を見てくれていたようだった。
そして話を詳しく聞くと、オックスリーは
「クリスタル・スカル」を見つけたが何者かに誘拐されてしまったらしく、
母親はインディに助けを求めなさいとマックに伝えたということだった。
言い伝えによると、黄金に輝くアマゾンの伝説の都市から
盗まれたクリスタル・スカルを神殿に戻したものは
神秘のパワーを手にすることができるというのだ。
そして、2人は南米ペルーに向かって出発するのだった・・・。
■感想
前作「最後の聖戦」が公開されたのが1989年。
まさか、このシリーズが復活するとは思いませんでした。
だって、タイトルに「最後の」ってあるから。
あれから19年ですか?
長かったですねぇ~。
それにしても、なんで今になって復活させたんですかね。
ダイ・ハードやロッキー、ランボーなどの復活に刺激されたんですかね。
そうなるとターミネーターやリーサル・ウェポンなんかも
復活しそうでなんか怖いなーなんて思っていたら、
ターミネーターがほんとに復活するみたいです。
2009年夏に公開予定らしいですが、
どうなんでしょうか、こういうシリーズ物の復活というのは。
おそらくハリウッドもネタに困っているということなんでしょう。
まあ、面白い作品に作ってくれれば
観客としては何も文句はないのですが。
それで、今回の「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」ですが、
観終わったあとの率直な感想を言うと、結構良かったです。
何が一番良かったかというと、
前3作と雰囲気が全く変わっていないということです。
時代背景も訪れる場所も違っているのですが
映画全体に流れるユーモア感とかインディがピンチを脱出する場面、
神殿が崩壊するシーン、もう全て一緒です。
そして、お約束のシーンなんかも健在です。
インディが蛇を怖がるシーンや、地図の上を赤いラインが引かれるシーンなど。
だから前3作を観ている観客にとっては安心して観れるし、
どこか懐かしさのようなものも感じられるのではないかと思います。
ただ、謎解きの部分については少し弱いかなと思ってしまいました。
ずいぶんとあっさりしすぎている感じがしました。
それと、適役スパルコを演じたケイト・ブランシェットには驚きました。
去年「バベル」を観たときとは全く違う印象で、本当に見事に演じていました。
そして、クライマックスのシーンがまたすごいです。
これはちょっとネタばれしてしまうので何も言えませんが、
もう、圧巻といった感じでしたね。
ラスト・シーンも次回作の存在を匂わせるような
終わり方でよかったと思います。
ほんとに久々に映画を楽しませてもらったという感じです。
おすすめですので是非ご覧になってみてください。
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アメリカン・ギャングスター
みなさん、こんばんは。
どうも管理人です。
最近寒い日が続いてますが、
いかがお過ごしでしょうか。
私は寒いのが苦手なのでほんと参ってます。
寒いとなんかいろんなことで、
やる気が無くなってきて、
基本的に外に出たくなくなりますね。
私は、部屋にいる時も、
ほとんどストーブの前にかじり付いてる状態ですよ。
そんなわけで最近、真剣にコタツを検討しています。
ところで、この前の日曜日、
やっと映画を観に行っていました。
今年初の映画です。
タイトルは、
『アメリカン・ギャングスター』
デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ共演、
実話を元にしたクライム・サスペンスです。
[監督][製作]リドリー・スコット
[製作総指揮][脚本]スティーブン・ザイリアン
[製作]ブライアン・グレイザー
[音楽]マーク・ストレイテンフェルド
[出演]デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ、キウェテル・イジョフォー、キューバ・グッディング・ジュニア
[上映時間]157分
[製作国]アメリカ
[製作年]2007年
[オフィシャルサイト]http://americangangster.jp/
■ストーリー
1968年、ニューヨークのハーレムを仕切っていた
黒人ギャングのボス、バンピー・ジョンソンが死去する。
葬儀の中、15年以上にわたってバンピーに仕えてきた
フランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)は、
一人物思いにふけっていた。
そんなある日、フランクはテレビのニュースで、
ベトナムでの兵士の間に麻薬が蔓延していることを知り、
新たなビジネスモデルを思いつく。
それは、純度100%のヘロインを現地から直接仕入れ、
それを安く提供するというものだった。
そして、このビジネスは見事に当たり、
やがてフランクはニューヨーク一帯の麻薬を支配するまでになるのだった。
一方、ニュージャージーでは、
一人の刑事がもがき苦しんでいた。
彼の名はリッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)。
賄賂や金の着服が横行していて当時の警察の中で、
一切の不正も犯さない、正義感の強い刑事だった。
だが、そのためにリッチーは署内で一人孤立していた。
そんな中、リッチーは新たに設立された
麻薬捜査班のリーダーに抜擢される。
しかし、捜査は難航し、なかなか麻薬ディーラーの
元締めの正体をつかめないでいた。
そんな中、あることがきっかけでフランクが麻薬ディーラーの
元締めであることを突き止める。
麻薬王に登りつめたフランク。
正義に生きる男、リッチー。
やがて二人は、相対することになるのだった・・・。
■感想
デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウ。
この2大俳優の共演ということで、
結構期待して観に行ったのですが、
うーん、どうでしょうか、非常に微妙な感じですね。
なんというか、ちょっと物足りなさを感じてしまいました。
監督が、リドリー・スコットということで、
細かいディテール部分をきっちり仕上げているので、
映像的には引き締まったシャープな印象を受けるのですが、
どうも観ているこちらに訴えかけてくるものを感じませんでした。
この映画、実話が元になっていて、
それを、フランクとリッチーのストーリーを同時進行で
進める形をとっています。
その結果、ストーリーが次から次へと大急ぎで
展開される形になってしまっている印象を受けました。
なにかもうちょっと”ため”のようなものを作って、
もっと登場人物の内面を描き出してほしかったです。
実話を元にした映画というと、
「ブロウ」や「フェイク」といった映画を思い浮かべるのですが、
それらの映画と比べるとちょっと物足りなさを感じてしまいした。
やはり、こういった実話を元にした物語を
2時間30分程度の時間で、2人の側面から描き出すのは
難しいのかもしれないです。
でも、今回いろいろ文句を書いてしまいましたが、
この映画、基本的に非常によく出来ている映画だと思います。
映像自体はリドリー・スコットが監督なだけあって、
文句ない出来になっていて、終盤の突入のシーンなんかは、
ほんとに緊迫感のあるすばらしい出来になっています。
それと、この映画、
デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの演技が
非常にすばらしいのはもちろんなのですが、
その他の周りの脇役たちがすばらしいです。
なんというか、演技どうこうと言うより、配役が完璧ですね。
よくもこれだけ濃いメンツを集めたなという感じです。
興味がある方は
ご覧になってみてはいかがでしょうか。
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アイ・アム・レジェンド
こんばんは。
2007年ももうすぐ終わりです。
大掃除のほうはもう済みましたか?
僕は今年、あまり細かいところは掃除してません。
というか全然やってません。
めんどくさいというのと、普段掃除してるので
そんなに汚れてもないという理由からなんですが、
でも、やっぱりやんなきゃダメですよね。
そんな管理人ですが、
昨日、今年最後の映画を観てきました。
何にしようか迷ったのですが、これに決めました。
『アイ・アム・レジェンド』
ウィル・スミス主演のSFスリラーです。
[監督]フランシス・ローレンス
[製作]アキバ・ゴールズマン、ジェイムズ・ラシター、デイビッド・ヘイマン、ニール・モリッツ
[製作総指揮]マイケル・タドロス、アーウィン・ストフ、デイナ・ゴールドバーグ、ブルース・バーマン
[脚本]マーク・プロトスビッチ、アキバ・ゴールズマン
[撮影]アンドルー・レスニー
[美術]ナオミ・ショーハン
[編集]ウェイン・ワーマン
[衣装]マイケル・キャプラン
[音楽]ジェイムズ・ニュートン・ハワード
[出演]ウィル・スミス、アリーシー・ブラガ、ダッシュ・ミホック、チャーリー・ターハーン、サリ・リチャードソン
[上映時間]100分
[製作国]アメリカ
[製昨年]2007
[原作]リチャード・マシスン「アイ・アム・レジェンド」
[オフィシャルサイト]http://www.iamlegend.jp/
■ストーリー
2012年、3年前に発生したウィルスの蔓延により
人類は死に絶えていた、たった一人を除いて。
彼の名は、ロバート・ネビル。
荒廃したニューヨークで愛犬サムと共に暮していた。
運良くウィルスに対する免疫があった彼は、
ただ一人生き残っていたのだ。
優秀な科学者でもあるネビルは、
自分の血液から血清を作り、
人類再生のために日々研究を続けていた。
だが、そこにはある大きな問題が
待ち受けているのだった・・・。
■感想
観終わっての率直な感想ですが、
結構よかったですね。
今回もまた、予備知識をほとんど持たないで
観に行ったのがよかったと思います。
多分、いろいろ先に知ってしまうと面白くないと思います。
あと、この映画観る人を選ぶ映画だと思います。
僕的にはこういうガッチガッチなSFが好きなのですが、
おそらく、普段あまり映画を観ない方にとっては、
少し退屈に思えるかもしれないですね。
ガンの治療薬として開発されたウィルス。
それが、思わぬ副作用を引き起こして、
やがて人類を滅亡へと追いやっていく。
ただ一人生き残ったネビルは、
この危機をなんとか回避しようと
研究を続けるのですが、その生活スタイルが
もの凄くストイックなんです。
毎日、研究成果を細かく記録し、
わざわざRAIDディスクに保存する。
さらには徹底した体調管理をし、体を鍛え、
毎日の日没の時刻を計算して生活する。
なぜここまでするのか。
それは、この地球上に生き残っているのが
おそらく自分だけで、人類滅亡の危機を救うことが出来るのも
おそらく自分しかいないと思っているからなのだと思います。
映画のなかで、野生化したシカを追いかけている最中に
愛犬サムが廃屋に入り込んでしまい、それを追いかけてネビルが
建物内に入っていくシーンがあるんですが、
そこでのネビルの表情が外にいた時と一変するんです。
異常なまでの恐怖に駆られた表情。
はじめ、その怖がり方はちょっとオーバーじゃないか、
ウィル・スミス演技しすぎだろって思ったんですが、
あとから考えると、そうじゃないんです、違うんです。
やっぱり、あの状況、ネビルのおかれた立場、
人類再生の使命を背負わされているという状況を考えると、
あの怖がり方は、正しいんです。
もし、ここで自分が死んでしまったら
人類再生の希望は完全に消えてしまうわけですから。
この映画、こういった
たった一人で戦う男の心情がうまく表現された
とてもよく出来た映画だと思います。
もちろん、そのネビル役を演じたウィル・スミスも
すばらしい演技だったと思います。
それと、実際にニューヨークの街中で
交通を遮断して撮影されたという映像も必見です。
あと、映画の中でところどころに流される
テーマソングもよかったと思います。
おすすめですので
ぜひご覧になってみてください。
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ナンバー23
こんにちは。
どうも久しぶりです。
いやぁ~、マズイですね、こんなに空けちゃ。
すみません、最近忙しくて。
それにしても1ヶ月以上更新なし。酷いですね。
これからはもうちょっと、
最低でも月2本は観て行きたいと思います。
それでは、
昨日やっと観に行ってきたその映画を紹介します。
『ナンバー23』
ジム・キャリー主演のサスペンス・ミステリーです。
[監督]ジョエル・シューマッカー
[製作]ボー・フリン/トリップ・ヴィンソン
[脚本]ファーンリー・フィリップス
[撮影監督]マシュー・リバティーク
[美術]アンドリュー・ロウズ
[衣装デザイン]ダニエル・オーランディ
[作曲]ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
[出演]ジム・キャリー、ヴァージニア・マドセン、ローガン・ラーマン、ダニー・ヒューストン、ローナ・ミトラ、リン・コリンズ
[上映時間]1時間39分
[製作国]アメリカ
[製昨年]2007
[オフィシャルサイト]http://www.number23.jp/
■ストーリー
動物管理局に勤めるウォルター・スパロウ(ジム・キャリー)は、
2月3日、彼の誕生日に妻から一冊の本をプレゼントされる。
その本のタイトルは、”ナンバー23”というものだった。
ウォルターは初めその本にほとんど興味を示さなかったが、
読み進めるうちにこの小説の主人公フィンガリング
の生い立ちが自分にあまりにも似ていることに気づき、
やがてウォルターは何かにとり憑かれたかのように
読み漁っていくのであった。
そして、フィンガリングが”23″という呪い数字に
とり憑かれ人生を狂わしてしまったのと同じように、
ウォルターもまた、自分の誕生日、結婚記念日、住所の番地、
そのほか彼の周りの至るところに”23″が潜んでいることに気づき、
だんだんとその数字が気にならずにはいられなくなっていくのであった。
いったいなぜこんなにも彼の周りに”23″という数字があふれているのか?
この本の著者は彼のことを知っているのか?
そして、フィンガリングが小説のなかで愛する女を殺してしまったように、
彼もまた妻を殺してしまうのだろうか?
やがて、ウォルターはその本の中に重要なヒントを見つけ出し、
“ナンバー23”の真相を突き止めようとするのだが・・・。
■感想
ジム・キャリーはこういう役が合っている。
この映画に出てくるウォルターの家族は非常に仲がいい。
奥さんも彼のことをとても愛しているし、
息子も父親のことが好きである。
それは、父親の誕生日にプレゼントを渡したり、
それ以外の会話のやりとりから見て取れる。
たいてい、このぐらいの年頃の少年は親に反発した態度を
とるものだが、この息子はそうではない。
父親との良好な関係を保っているのである。
なぜか?
それは、ウォルターが父親だからである。
つまり彼のような人間、繊細な感覚を持った、空想好きな、
どこか子供っぽさを兼ね備えた人間だからである。
映画のなかで、ウォルターと奥さんが家に帰ってきた時、
息子がガールフレンドとキスしているところを見てしまう場面がある。
しかし、彼はそこで妻にもう少し外を散歩しようかと言い、
時間稼ぎをする。とても気を使う人間なのである。
だから、家族からとても愛されている。
ジム・キャリーはそういった父親の役がとても似合っている。
おそらく彼自身もそのような人間なのだろう。
もし、この役を他の役者が演じるとしたら誰が適役だろう?
ちょっと思いつかない。
やはり、役者にはそれぞれ適役というものがあると思う。
ところで、映画の内容はというと、
ネタばれしてしまうので、あまり言えないのですが、
ただ、僕はあの”驚愕の真実”には満足したし、
あの終わり方も非常に良かったと思いました。
あまり前情報を持たずに観に行かれることをおすすめします。
興味がある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
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