こんばんは。

公開されてからすでに2週間以上たちますが、
『ゾディアック』を観てきました。

監督は、「セブン」「ファイト・クラブ」の
デビット・フィンチャー。

■ストーリー
1969年7月5日。
一組のカップルが人気のない駐車場で
何者かによって銃撃される事件が発生する。
犯人は9ミリのルガーでカップルに向かって何発も発砲。
女性は死亡、男性の方はなんとか一命を取り留めていた。

それから約1ヵ月後の8月1日、サンフランシスコ・クロニクル紙を
はじめとする3つの新聞社に声明文が送りつけられてきた。
そこには犯人しかしらない情報と、何行にもわたる暗号文が記されていた。
そして、この暗号文を新聞に掲載しなければ次の殺人を
実行すると警告してきたのだ。
クロニクル紙は、掲載を決断。街はパニックに陥るのだった。

ほどなくして、暗号文はすぐに高校教師の手によって解読される。
だが、その解読により犯人を見つけ出すことはできなかった。

8月7日、編集部に再び犯人から手紙が届く。
そして、犯人は自らを”ゾディアック”と名乗るのだった。

そんな中、クロニクル紙の風刺漫画家ロバート・グレイスミス
(ジェイク・ギレンホール)は、この奇妙で謎めいた事件に興味を抱き、
新聞記者のエイブリー(ロバート・ダウニーJr.)と共に
ゾディアックの追跡に没頭していくことに。

一方、サンフランシスコ市警のトースキー刑事(マーク・ラファロ)も
相棒のアームストロング刑事(アンソニー・エドワーズ)と共に、
ゾディアックの逮捕に執念を燃やしていた。

やがて彼らは、知らず知らずのうちに
大きな渦に呑み込まれていくのだった・・・。

■感想
この映画を観終えて、まず思ったのは、
ゾディアックの追跡に執念を燃やす彼らの姿が、
J・F・ケネディ暗殺の真相解明に執念を燃やした
ニューオーリンズ地方検事ジム・ギャリソンと似ているなということです。
彼もまた、地道な捜査により惜しいところまで行きましたが、
結局裁判で敗れ、奥さんにも愛想を尽かされ離婚しています。

また、日本で起きた「グリコ・森永事件」のことも
思い出してしまいました。
あの事件も、いくつもの脅迫文、”キツネ目の男”など
たくさんの手がかりがあったにもかかわらず、
結局、時効を迎えてしまった点や、
あと、犯人が自分のことを「かい人21面相」って
名乗ってたのもよく似てると思いました。

この映画、上映時間が2時間37分なんですが、
全く長く感じませんでした。
最後まで、飽きることなく観ることが出来ました。
というか、ラストに近づくにつれ、
どんどんと引き込まれていったという感じです。

ただ、一つ文句を言えば、暗号をどのように
解読したのかというのを教えてほしかったです。
しかし、それはこの物語にとって重要な部分ではないし、
それをあえて説明する必要もなかったと思うので、
これで正解だったのだろうと思います。
(原作の本には書いてあるのかな?)

真実を知りたいという欲望から、事件にのめりこんでいった
男たちの悲哀というものがうまく表現されていたと思います。
その他、60~70年代のアメリカの雰囲気も見事に再現されてたと
思うし、音楽も良かったです。

オススメですので、興味がある方は
ぜひご覧になってみてください。

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