イントゥ・ザ・ワイルド
どうも、こんばんは。
管理人です。
この前、久々に映画を観てきました。
タイトルは、
『イントゥ・ザ・ワイルド』
全米でベストセラーとなったドキュメンタリーを
ショーン・ペンが映画化した感動の物語です。
[監督・脚本]ショーン・ペン
[原作]ジョン・クラカワー「荒野へ」
[音楽]エディ・ヴェダー
[撮影監督]エリック・ゴーティエ
[出演]エミール・ハーシュ、ハル・ホルブルック、キャサリン・キーナー、ウィリアム・ハート、ヴィンス・ボーン
[制作年]2007年
[製作国]アメリカ
[上映時間]148分
[オフィシャルサイト]http://intothewild.jp/
■ストーリー
1990年、アトランタの大学を優秀な成績で卒業したクリスは、
ある日突然、家族に何も告げず、全てを捨ててさすらいの旅に出る。
アメリカ各地を旅する彼は、さまざまな人たちと出会い、
やがて最終目的地のアラスカに辿り着くのだった。
■感想
この映画は全米でベストセラーになったノンフィクション作品を
ショーン・ペンが映画化したものですが、見ていて非常に痛々しいです。
それは彼が最後となったアラスカでの数ヶ月間だけでなく、
アメリカ各地を旅する彼の姿、言動すべてが痛々しく感じられます。
身分証やクレジットカード、所持金などを全て処分し、
ある日突然、誰にも言わずに旅に出る。
なぜ、ここまでする必要があったのか?
「誰にも束縛されない完全なる自由を得たい」単純にこう思うだけなら
そこまでする必要はなかったと思います。
自分も昔、放浪の旅をしたことがありますが、
こういうことはしませんでしたね。
ちゃんと親に言ってから出かけたし、
家に帰ってくる日程も決まってましたからね。
やはり彼の場合、別の人間に生まれ変わって、
人生をやり直したいという気持ちが強かったのだと思います。
その証拠に、彼は旅に出てすぐに自分の名前を変えています。
また、ロサンゼルスにやってきたとき、
身分証の再発行手続きをしようとしています。
そして、アラスカの荒野に入った後も、一度戻ろうとしています。
つまり、彼は決して人生をあきらめていたわけではなくて
新たな自分を探し求める旅をしていただけだったのだと思います。
不運にも彼は命を落としてしまったけれども、
もし生きて戻っていたら、この時の旅がきっといい思い出として
記憶に残ることになっていたのではないでしょうか。
旅の途中で出会うさまざまな人々。
彼らはみんな社会の枠組みからドロップアウトした人ばかりです。
自由奔放な感じで生きている彼らは、温かくクリスを迎え入れてくれます。
しかし、そんな彼らもどこか暗い影を持っていて、
今の生活をするきっかけになったともいえる悲しみをずっと
引きずっているように感じられます。
だからこそ彼らはクリスのことをとても心配します。
それは彼が危険な道に進もうとしていることが感じられて
自分と同じ道を歩ませたくないという思いがあったからだと思います。
しかし、どうすることもできない。
ただ見送るしかなかった。
悲しいですね。
若い時って気付かないんですよね。
ほんと未来の自分から手紙が送られてこないかと思ってしまいます。
この映画、上映時間が148分なんですが、
まったく長く感じません。
ほんとうに丁寧に作られたという印象を受けます。
音楽をパール・ジャムのエディ・ヴェダーが手掛けていて
テーマ曲の「ギャランティード」が悲しみをさそいます。
おすすめですので
ぜひご覧になってみてください。
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