どうもこんばんは。
管理人です。

この前の金曜日、久々に映画を観に行ってきました。

タイトルは、
『アリス・イン・ワンダーランド』

あの「不思議の国のアリス」をもとに描いたティム・バートン監督の最新作です。
前々から観よう観ようと思っていて、やっとこの前観てきました。

[監督]ティム・バートン
[撮影]ダリウス・ウォルスキー
[脚本]リンダ・ウールヴァートン
[衣装]コリーン・アトウッド
[音楽]ダニー・エルフマン
[出演]ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイ
[配給会社] 2010米/ディズニー スタジオ
[上映時間] 109分
[オフィシャルサイト]http://www.disney.co.jp/movies/alice/

■ストーリー
19歳になったアリスは、あるパーティーに参加していた。しかし、そのパーティーは親たちが勝手に計画したアリスの婚約パーティーだった。突如、求婚されるアリス。どうしていいのか分からずその場を逃げ出すのだった。そんななか、アリスはチョッキを着た白兎に出会い、追いかけていくうちに穴に落ち再び不思議の国に迷い込むのであった・・・。

■感想
「不思議の国のアリス」と言えば、世界中で読まれている児童文学作品ですが、これまでに数々の映画やアニメなどにモチーフとして使われてきています。そして、ティム・バートン監督の作品においてもその影響は見られ、特に「チャーリーとチョコレート工場」ではアリスへのオマージュとも取れるシーンを多々見る事ができます。おそらくティム・バートン監督は前々からこのアリスを撮ってみたかったのだと思います。

そして、今回の『アリス・イン・ワンダーランド』
どうだったのか。

観終わっての率直な感想をいうと、
期待してたものとは違ったという感じですね。

原作のもってる良さというのは、不思議の国で起こるおかしな登場人物や動物が引き起こす不条理な出来事が普通にまかり通って行ってしまう可笑しさだと思うんですが、この映画にはそういった部分の面白さというのはありませんでした。

ただ、別の意味で面白い作品になっていたと思います。

冒頭でアリスが悪夢にうなされて父親に助けを求めるシーンがあります。そして、19歳になってパーティーに向かう馬車の中で、アリスは「父ならそんなこと言わない」みたいなことを言っています。唯一の理解者であった父がいなくなり、おかしな空想をめぐらし周囲の人間とうまく関係をつくれない自分に自身がもてなくなっていたアリス、婚約パーティーで求婚されたときにどうしてよいか分からずに「時間をちょうだい」と言って逃げ出してしまいます。そして、地下のアンダーランドに行き、怪物との戦いに打ち勝ち、自信を取り戻し帰ってくる。まさにこれは、神話の世界で言うところの典型的な英雄物語です。

この映画で描かれているのは、過去のトラウマの克服、自立、大人になるための試練といったことです。

今回のアリス・イン・ワンダーランドは、こういった視点で描かれているというところは面白いと思いました。しかし、やっぱり最初に言ったように原作の持ってる面白さというのが描きだされていないのが残念でしたね。ただ、ティム・バートンが描き出すアンダーランドの映像美はすばらしいものがありまし、ジョニー・デップ演じる帽子屋や赤の女王の細部にこだわった衣装は見る価値があると思います。

もう上映している映画館は少ないと思いますが、見てない方はぜひご覧になってみてください。


アヴリル・ラヴィーンが歌うエンディングテーマ「Alice」
この曲もいいです。

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